青海海西は中国初の天文科学技術産業チェーンを建設する予定である。

「中国初の天文科学技術産業チェーンの建設は主に天文観測基地と天文科学技術産業基地の2つのプレートと関連インフラの建設を含み、政府の誘導、企業投資が共同で天文科学技術産業チェーンの発展を推進する構造を形成している」。柴達木循環経済試験区冷湖工業園党委員会常務副書記、管理委員会常務副主任の田才譲氏は13日、中新社記者のインタビューを受けた際、明らかにした。

海西州天文科学技術産業チェーン工作配置会はこのほど青海省海西州で開催され、世界的な冷湖天文観測基地の建設、産業「チェーン長制」とプロジェクト難関攻略年の全面的な推進などの政策決定と配置を目的とし、海西天文科学技術産業チェーン工作の推進を全面的に配置した。

冷湖天文観測基地は中国柴達木盆地の北西端にある青海省海西モンゴル族チベット族自治州茫崖市冷湖鎮赛什騰山区域に位置し、平均海抜は約4000メートルである。2017年以来、中国科学院などの科学研究機関は協力して天文台址の科学モニタリングを展開している。

海西州天文科学技術産業チェーン長、海西州委員会常務委員、秘書長の李家成氏によると、現在、清華大学、中科院国家天文台など7つの有名な学府と科学研究機関は冷湖天文観測基地で9つの望遠鏡プロジェクトを契約しており、その後、いくつかの天文プロジェクトが商談契約を待っているという。

中国科学院国家天文台研究員の邓李才氏によると、世界の大型現代天文台址には望遠鏡、観測設備、付属施設に技術サポートを提供する機関があるという。単一の科学研究機関(例えばスペインのラパルマ天文台)、天文台に参加する大学と研究所が共同で建設した(例えばチリにある米国の汎米天文台)、これらの技術サポート機関も現地の社会資源に依存して基礎的なサポートを提供する。

「冷湖天文観測基地については、施設プロジェクトが異なる研究機関から独立しているため、天文基地の支えには新しいモデルが必要だと思います。これが海西州天文科学技術産業チェーンの発展目標です」。邓李才は言った。

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