海口税関は24日、今年第1四半期の海南省の「一帯一路」沿線諸国(以下「沿線諸国」と略称する)への輸出入額が134億4000万元で、前年同期(以下同)より95.5%増加したと発表した。そのうち、輸出は40.5億元で、40.5%増加した。輸入額は93.9億元で、135.2%増加した。
海南はアセアンに対して5割近くを占め、着実に増加している。第1四半期、海南のASEANへの輸出入は62.1億元で、28.5%増加し、同期の海南の沿線諸国に対する二国間貿易値(以下同)の46.2%を占めた。
データによると、海南省は一般貿易方式で沿線諸国に73.6億元の輸出入を行い、103.6%増加し、54.8%を占めた。保税物流方式で27.7億元の輸出入を行い、69.7%増加し、20.6%を占めた。加工貿易方式で19億7000万元を輸出入し、68.8%増加し、14.7%を占めた。
海南省は沿線諸国から主に輸入商品を基本有機化学品、石炭とし、輸出は完成品油を主とし、着実に増加している。輸入面:第1四半期、海南省は沿線諸国から基本有機化学品30.4億元を輸入し、259%増加し、同期の海南省の沿線諸国からの輸入値(以下同)の32.4%を占めた。輸入石炭は12.4億元で、145.5%増加し、13.2%を占めた。また、輸入天然ガスは7億9000万元で、481.3%増加した。輸出方面:輸出完成品油は13.5億元で、12.2%増加し、同期の海南の沿線国家に対する輸出値(以下同)の33.3%を占めた。機械・電気製品は8億4000万元で、81%増加し、20.8%を占めた。パルプとその製品は3.6億元で、25.5%増加した。(完)