5月、中国の産業チェーンのサプライチェーンの持続的な修復に伴い、企業の操業再開と生産再開が加速的に推進され、中国規模以上の工業増加値の伸び率はマイナスからプラスに転じ、前年同期比0.7%増加し、前月比5.61%増加した。1-5月、中国規模以上の工業増加値は前年同期比3.3%増加し、1-4月より0.7ポイント下落した。疫病状況が徐々にコントロールされ、安定成長政策措置の効果が徐々に現れ、後続の工業生産はさらに安定に戻る見込みである。
工業生産が回復して成長し、ハイテク産業の牽引が明らかになった。5月、中国の疫病予防・抑制情勢は全体的に良好で、生産需要は徐々に回復し、工業生産の伸び率はマイナスからプラスに転じ、規模以上の工業増加値は前年同期比0.7%増加し、前月より3.6ポイント回復した。製造業の成長率は安定してプラスに戻る。5月の製造業の増加値は前年同期比0.1%増加し、前月より4.7ポイント大幅に回復し、工業生産がマイナスからプラスに転じる主な牽引力となった。ハイテク製造業は引き続き比較的速い成長を維持している。5月、ハイテク製造業の増加値は前年同期比4.3%増加し、増加率は前月比0.3ポイント上昇し、工業全体を明らかに上回った。このうち、電子及び通信機器製造業、医療機器機器及び計器製造業はそれぞれ11.0%と9.4%増加した。
6割以上の業界がプラス成長しており、装備製造業の回復が顕著である。5月には、41の大業種のうち25業種の増加値が前年同期比で増加し、4月より7業種増加した。33の業界の増加率は前月より回復し、80.5%を占めた。装備製造業の成長率は明らかに回復した。5月の装備製造業の増加値は前年同月比1.1%増加し、4月より9.2ポイント大幅に回復した。このうち、自動車製造業、計器製造業、汎用設備製造業の伸び率はそれぞれ前月比24.8ポイント、12.9ポイント、9ポイント上昇した。多くの消費財製造業は回復している。タバコ製品業、酒、飲料と精製茶製造業、皮革、毛皮、羽毛及びその製品と製靴業、食品製造業の成長は比較的に速く、それぞれ10.6%、7.0%、3.5%と5.1%増加した、医薬製造業と紡績業はそれぞれ12.3%と3.5%減少し、前月より8.5ポイントと0.9ポイント下落した。原材料工業の伸び率は分化している。非鉄金属製錬と圧延加工業及び化学原料と化学製品製造業はそれぞれ3.4%と5%のプラス成長を実現した、黒色金属製錬と圧延加工業、非金属鉱物製品業、石油、石炭及びその他の燃料加工業は依然としてマイナス成長であり、それぞれ2.7%、5.4%と7.3%減少した。