2022年5月工業運行データ報告(投資):工業投資は強靭性を維持し、月間成長率は回復した

疫病防止・抑制情勢の好転、サプライチェーンの円滑化、政策の強化・符号化などの牽引を受けて、工業企業は操業再開・生産達成を加速し、工業投資の月間増加率は回復し、累計増加率は引き続き二桁の成長を維持した。1-5月、中国の工業投資、製造業投資は前年同期比それぞれ11.1%と10.6%増加し、増加率はそれぞれ固定資産投資より4.9ポイントと4.4ポイント高かった。ハイテク製造業の投資は前年同期比24.9%増加し、増加率は製造業の投資より14.3ポイント高かった。

工業投資は全国の固定資産投資の増加を牽引する重要な支えである。1-5月、中国の工業投資は前年同期比11.1%増加し、伸び率は全国の固定資産投資より4.9ポイント高く、2021年3月以来14カ月連続で全国の固定資産投資の伸び率を上回った。しかし、第2四半期の疫病の影響を受けて、工業投資の伸び率は第1四半期より5.2ポイント減速した。

製造業の技術改革投資の表現が際立っている。1-5月、製造業への投資は前年同期比10.6%増加した。このうち、製造業企業の技術改造投資は前年同期比15.7%増加し、増加率は全製造業投資より5.1ポイント高かった。今年に入ってから、技術改革投資は全体投資より明らかに速く、前の5ヶ月の製造業技術改革投資が全製造業投資に占める割合は43.2%で、前年同期より1.9ポイント上昇した。

ハイテク製造業の投資がリードし続けている。1-5月、ハイテク製造業の投資は前年同期比24.9%増加し、製造業の投資の伸び率より14.3ポイント高く、製造業の投資に対する支持作用が強い。その中で、医療機器及び計器製造業、電子及び通信機器製造業、コンピュータ及び事務機器製造業などの分野の投資は明らかに速く、累計では前年同期比30.4%、29.3%と26.4%増加し、製造業の投資増加率19.8、18.7と15.8ポイントを上回った。

8割を超える工業業界は2桁の成長を維持している。1-5月、38の工業大業種のうち36業種の投資が前年同期比増加を維持し、33業種が2桁の増加を維持した。原材料業界の成長率はやや減速している。非鉄金属製錬と圧延加工業を除いて、その他の業界の成長率は明らかに減速している。その中で、石油、石炭及びその他の燃料加工業、化学原料と化学製品製造業、黒色金属製錬と圧延加工業はそれぞれ13.7%、13.2%と0.3%増加し、1-4月より5.9、3と2.1ポイント下落し、非鉄金属製錬と圧延加工業の投資は加速し、増加速度は1-4月より1.1ポイント上昇した。装備製造業の投資牽引作用が際立っている。細分化された業界の伸び率はいずれも製造業の平均水準を上回っており、その中で電気機械と器材製造業、計器製造業の伸び率はいずれも35%を超えている。一部の業界の伸び率は減速し、その中で、専用設備製造業、金属製品業、汎用設備製造業の伸び率はそれぞれ1-4月より3.7、2.4、2.2ポイント下落した。消費財業界の半数以上が20%以上の成長を達成した。その中で、酒、飲料と精製茶製造業、化学繊維製造業、紡績服装、服飾業、皮革、毛皮、羽毛及びその製品と製靴業の投資は大幅な成長を実現し、成長率はそれぞれ36.4%、35.3%、32.7%、30.8%に達した。

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