6月25日、中国人民大学の劉偉学長は中国マクロ経済フォーラム四半期フォーラム(2022年中期)で、2022年の消費は回復するかもしれないが、疫病予防・抑制と将来の収入見通しの弱体化など多くの要素の影響を受け、住民消費は依然として力がないと述べた。供給需要の両面から制度の手配をしっかりと行う。
需要の角度から就業の促進、職業技能訓練の強化、資源配置の改善、税収制度の整備、社会保障の整備、中所得層の拡大、住宅価格の合理的な調整、社会公共サービスの合理的な向上など多くの角度から制度の手配を強化しなければならない。供給の角度から供給側構造改革を積極的に推進し、供給品質を高め、知的財産権の保護を強化し、市場取引環境を改善し、取引双方の情報の非対称を解消し、取引コストの削減などに努めなければならない。
劉偉氏は、消費拡大のほか、産業転換を主な方向とすることを堅持する必要があると述べた。中国は2つの比較的に際立った産業進級のチャンスをつかむことができて、1つは新技術を代表とする科学技術革命と産業革命で、2つは炭素達峰、炭素中和を主導とするグリーン転換である。革新駆動を根本的な原動力とすることを堅持し、各方面の力を全面的に統一的に計画し、市場メカニズムを通じて優位な資源を配置し、各技術段階を合理的に配置し、重要分野の重要な核心技術の難関攻略を推進し、上下流の経済構造を最適化し、要素の市場化改革を推進する必要もある。(川の支柱)