3月4日、武漢益承生物と「イピウペプチド滴鼻剤」III期臨床試験協力契約式を行い、1種類の新薬「イピウペプチド滴鼻剤」がIII期臨床研究段階に入ることを示した。
イピウペプチドは武漢益承生物科学技術有限会社が開発したPI 3 K亜型メンバーp 55 PIKの特異な抑制剤であり、多種の効果メカニズムを通じて炎症疾患を治療することができる:(1)炎症が細胞増殖に関与することを抑制する;(2)炎症抑制に重要な役割を果たすNF-κB信号伝達機構を活性化し、炎症媒体の発生と分泌を抑制する。(3)炎症過程を調節し、炎症細胞の凝集と浸潤を緩和する。(4)炎症部位の新生血管生成を抑制する。
現在、イピウペプチドによるアレルギー性鼻炎治療の研究開発はII期臨床試験を完了し、III期臨床試験を展開する計画である。I期臨床試験の結果、その耐性と安全性は良好であり、II期臨床試験の結果、プラセボはプラセボに比べていくつかの治療効果指標でプラセボより優れていることが明らかになった。イピウペプチドの発売はアレルギー性鼻炎患者により多くの選択を与え、現在同じ作用メカニズムの薬物が発売されていないため、イピウペプチドの市場の見通しは広い。(李五強)