3月18日、 China Molybdenum Co.Ltd(603993) は2021年の年度報告を発表し、2021年に会社の売上高は173863億元(人民元、以下同)を実現し、前年同期比53.89%増加し、帰母純利益は51.06億元で、前年同期比119.26%増加し、いずれも過去最高の業績を記録した。同時に、会社の複数の製品の生産量も記録を更新し、TFM銅の生産量は4年ぶりの高値を記録し、コバルトの生産量は3年ぶりの高値を記録し、ブラジルのリン肥料の生産量は工場を設立して以来の高値を記録し、IXM貿易業務の年間実物販売量は過去最高を記録し、税前利益は1.6億ドルを実現した。
China Molybdenum Co.Ltd(603993) によると、金属相場の高騰で利益が大幅に増加し、2021年のLME(ロンドン金属取引所)銅現物決済価格は年平均9317ドル/トンで、前年同期比50.61%増加した。金属コバルトの価格も季節的な変動相場を出て、3年ぶりの高位に上昇した。2021年のMB(英金属導報)が記録したコバルトの年平均価格は23.98ドル/ポンドで、前年同期比56.02%増加したため、同社の銅コバルト事業の利益は大幅に増加した。
生産能力の面から見ると、 China Molybdenum Co.Ltd(603993) 2021年のコンゴ銅、コバルトの生産量はそれぞれ20.91万トンと1.85万トンである。中国区のモリブデン、タングステン生産量はそれぞれ1.64万トンと8658トンである。ブラジルのニオブ、リンの生産量はそれぞれ8586トンと112万トンである。オーストラリアのNPM(80%権益)銅、金の生産量はそれぞれ2.35万トンと19948オンスである。IXMは精鉱製品の貿易量(販売量)288.4万トン、精錬金属製品の貿易量(販売量)361.3万トンを実現した。
2022年の発展について、 China Molybdenum Co.Ltd(603993) の孫瑞文総裁は「既存の良質な資源に立脚し、各生産任務を全面的に完成する前提の下で、コンゴの2つの世界級鉱山の建設を加速させ、マイルストーン計画の実現を確保する一方で、世界が新エネルギー金属資源の買収合併機会を持続的に求め、会社の新たな飛躍を実現するために堅固な基礎を築く」と述べた。