* Electric Connector Technology Co.Ltd(300679) Electric Connector Technology Co.Ltd(300679) 6月26日に重大な資産再編案を公表し、会社は株式の発行と現金の支払いを通じてFTDIの上層出資者の関連権益のシェアとStoneyfordがFTDIの19.8%の株式を保有することを買収すると同時に、会社は実際の支配者である陳育宣氏またはその支配する関連者に株式を発行して関連資金を募集する予定である。
取引が完了すると、FTDIはコーポレート・ホールディングス子会社となる。会社の株は6月27日に復札した。
公開資料によると、FTDIは1992年に設立され、登録地は英国グラスゴーにあり、事業運営本部はシンガポールにあり、世界のUSBブリッジチップ分野のリーダー企業である。
FTDIの主な製品はUSBブリッジチップであり、アナログチップに属し、自動車電子、IOTインターネット、工業製品、医療設備、新エネルギー及びハイエンド消費電子に広く応用されている。FTDIはUSBブリッジチップ業界を長年深く耕しており、現在ブリッジチップ分野の市場占有率は世界トップクラスであり、製品は世界50カ国以上に販売されている。
世界市場の構造から見ると、現在のUSBブリッジチップ市場は基本的に海外メーカーに独占されており、市場占有率の上位企業はFTDI、コア科(SiliconLabs)、マイクロコア(Microchip)、テキサスインスツルメンツ(TI)、Infineonである。
財務報告書のデータによると、FTDIの2020年と2021年の売上高はそれぞれ629486万ドル、721807万ドルだった。純利益はそれぞれ104.49万ドル、133.18万ドルだった。また、前年度、FTDI粗利益率はそれぞれ73.10%と77.69%だった。
特筆すべきは、同社が初歩的に入手した資料によると、FTDIの2020年度、2021年度には1回限りのインセンティブボーナスが支給される場合があり、支給額の推定規模は3000万ドル前後で、対象会社の純利益は相対的に低い。2022年度以降、上記の1回限りのインセンティブボーナスは存在しない見通し。
Electric Connector Technology Co.Ltd(300679) によると、同社の先端研究開発はすでに国際的に有名なIC設計大手と比較的に良い協力背景を持っており、今回の取引が完了した後、中国、国外の電子部品産業循環における製品の規模を拡大し、上場企業とFTDIの販売チャネル、研究開発技術などの面での協同効果を通じて、同社の収益力と持続可能な発展能力を向上させることに有利である。
公告によると、今回の取引先の資産の監査、評価作業はまだ完了しておらず、事前評価値はまだ確定していないという。しかし、今年2月、東莞飛特半導体控股有限公司(以下、「飛特控股」という)は英国の完全子会社を通じて国内の自己資金3億6400万ドル、海外銀行の買収合併・貸付金5000万ドル、合計4億1400万ドルを通じてFTDI 80.2%の株式を買収し、プロジェクトの受け渡し日は2月11日だった。
公告を参照すると、2021年8月6日、同社は集積回路産業チェーンの上下流の良質なプロジェクトを探して国境を越えた買収合併を行うと称し、北京建広資産管理有限公司(以下「建広資産」という)と共同で協力し、東莞市建広連株式権投資パートナー企業(以下「建広連」と略称する)の設立に投資することに同意した。建広連の出資総額は人民元5億5300万元で、うち会社は有限パートナーとして自己資金で5億5200万元を出資し、出資比率は998192%である。
2021年9月、建広連は建広資産管理の他の基金と共同でフェイトホールディングスを設立した。海外買収合併の必要性に鑑み、フェイトホールディングスは香港の完全子会社(JW)FutureTechnologyDevicesHoldingLimitedと英国の完全子会社FTDiHoldingLimitedを設立した。