ベトナム株式市場の日評

銀行不動産協同力、反転相場が近づいている

市場のホットスポット

市場は好調な推進力に欠けているため、朝方のベトナム指数は120241点で上下に揺れ、今日の動きは昨日と似ているが、今日のハイライトは銀行(3.1%上昇)と不動産プレート(2.5%上昇)が大量の資金流入を誘致し、強気の上昇構造を示していることにある。その中でCTG(4.3%上昇)、BID(5.98%上昇)などの銀行株が大幅に上昇し、ベトナム指数の上昇を牽引するのに役立つ。6月28日の終値では、ベトナム指数は15.12ポイント(1.27%上昇)から1218.1ポイント上昇し、出来高は14兆42575億円で、前の2営業日より改善したが、10営業日近くの平均を下回った。

市場は全面的に上昇し、21プレートのうち15プレートが上昇し、5プレートの下落と1プレートだけが昨日の終値水準を維持した。上昇株数はここ数日よりも明らかに増加し、具体的には326株が上昇し、136株の下落と53株だけが昨日の終値水準を維持し、うち27株が上昇停止板を閉鎖し、7株が下落停止板を閉鎖した。今日、最も上昇幅が大きかったのは、銀行(3.1%上昇)、不動産(2.5%上昇)、電力(2.2%上昇)などだった。一方、水産(2.1%下落)、化学肥料(1.1%下落)、鉄鋼(0.7%下落)などは下落傾向にある。

今日、外資は引き続き純購入状態を維持し、純購入総額は1560億越盾(約4458万人民元)を超え、主にCTG-ベトナム工商株式商業銀行(純購入1067.6億越盾≒3070万人民元)、MSN-マサングループ(純購入637.2億越盾≒1833万人民元)、DPM-ベトナム石油化学肥料化学会社(純購入470.3億越盾≒1535万人民元)に集中している。一方、HPG-和発グループ(純売却額1185億3000万越盾≒3409万人民元)、VNM-ベトナム乳製品株式会社(純売却額929億7000万越盾≒2674万人民元)、DGC-徳江洗剤・化学製品株式会社(純売却額643億2000万越盾≒1850万人民元)などの株式は純売却の勢いを見せている。

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