マクロ
第3四半期国際収支分析報告:経常黒字は過去最高、短期資本移動ショックは弱まり、為替レート調整の第2波はリスクなし
要旨:8月中旬以降、人民元為替レートの急速な調整の第二波が発生し、対外経済部門の全体像を反映した国際収支データでは、経常収支黒字が過去最高となり資本収支赤字が拡大したが、短期資本の純流出が減少し取引要因による外貨準備資産が増加し自律収支のパターンが継続された。 (202211.7)
10月米国CPIレビュー:インフレ率は予想以上に後退し、利上げペース鈍化の予想が強まる
要約:11月10日、米労働省が10月CPIデータを発表:CPIは前年比7.7%増、予想8.0%増。 10月コアCPIでは、商品価格が順次下落、サービス価格の伸びが縮小。 12月の50bp FRB利上げ確率が大幅に上昇、FOMC前に非農業部門の雇用者数とインフレデータが引き続き市場の撹乱要因になるかもしれないが、その場合。 (202211.11)