チベット高原初のビッグデータセンターは国家新型データセンターの典型となった。

中国移動青海有限公司は2日、工業情報化部が2021年の国家新型データセンターの典型的なケースリストを発表し、青海省海東市にある高原ビッグデータセンターが入選し、国家グリーン低炭素データセンターとなったことを明らかにした。これも青海省通信業界で唯一選ばれたデータセンターである。

2015年12月、高原ビッグデータセンターが建設され、チベット高原初の大型クラウドコンピューティングデータセンターとなった。これは青海省人民政府と中国移動通信グループ有限会社の戦略協力の重点プロジェクトであり、青海省内の2大インターネット輸出ノードの一つであり、上直連国幹ノードに対して、ネットワークの連通性は99.99%に達した。データセンターは輸出帯域幅10 Tを計画し、現在3 Tに達している。

データセンターの第1期投資額は10億元近く、敷地面積は51ムー、建築面積は2.9万平方メートルで、32の標準的なIDC機械室があり、ネットワーク輸出帯域幅は3 Tで、3200のラックのサービス能力を提供することができ、現在、サーバー6500台余りを搭載している。データセンターは「高効率で良質なサービスを提供し、青海産業チェーンを集約し、現地の投資環境を改善し、本省の地方経済を助力する」ことを位置づけ、クラウドコンピューティング、クラウドストレージ、ユビキタスネットワーク、ビッグデータ分析及びスマート都市建設、「ワンストップ」情報化解決方案などのサービスを提供する。

高原ビッグデータセンターはチベット高原の冷涼気候を十分に利用し、自然冷房方式を採用し、板式熱交換器、室外冷却塔を通じて冷熱交換を実現し、PUEは年間1.4以下で運行し、全方位に「エネルギー節約、資本節約、グリーン低炭素、人間本位」の基本理念を体現し、ハイテク技術を主導とし、高効率低消費、廃棄無汚染、健康で快適で、生態のバランスのとれた運営環境、省エネ、インテリジェント化水は平均的に中国の一流レベルにあり、すでに多くの国際中国と業界の認証を通過した。

ここ数年来、青海省は前後して「青海省デジタル経済発展実施意見」「青海省デジタル経済発展計画」などの文書を公布し、青海の特色を持つ「1119」デジタル経済発展促進システムの構築を提出した。チベット高原ビッグデータセンター、三江源国家ビッグデータ基地と西寧国際インターネットデータ専用通路などの新型インフラプロジェクトが次々と実施された。

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