ロシアのタス通信は4日、「北渓-2」の天然ガスパイプライン会社が破産を申請していないことを明らかにしたが、サイバー攻撃を受けたため、サイトを閉鎖せざるを得なかったと報じた。同社によると、ウェブサイトは深刻で持続的な攻撃を受けており、同社のネットワーク回線は現在も使用できないと付け加えた。これまでのリストラの報道について、会社はスイス当局に、地政学的な情勢のため、従業員との契約を中止せざるを得ないと通知しただけだと明らかにした。
「北渓-2」天然ガスパイプラインの建設は2021年9月に完成した。先週、ロシア情勢の影響で、ドイツ政府は「北渓-2」天然ガスパイプラインプロジェクトの審査・認可手続きを一時停止した。