2022年3月31日現在、公募基金2021年年報の開示が完了した。揺れの相場の中で、公募基金は依然として良い成績表を出した:全体の利益は717189億元だ。
一方、2020年の権益製品のハイライトタイムはなくなり、2021年には固有製品が公募の「収益担当」に変身する。
構造的な相場を把握しているファンド会社は2021年の勝者となった。広発、天弘、富国などの基金会社はいずれも業績と規模の加速成長を実現した。また、商品基金とQDIIを除いて、他のタイプの基金は2021年に正の収益を実現し、そのうち債券基金は各種基金をリードしている。
天相投顧データによると、2021年の株式型と混合型基金の合計利益は3000億元を超え、依然として公募利益の増加を強力に支えているが、前年の合計利益より1.6兆元減幅が著しい。
それに比べて、債券型ファンドと通貨型ファンドの利益は大幅に増加した。債券型基金の年間利益は228724億元、通貨基金の利益は215942億元で、前年の141604億元と1652.5億元に比べて、増加幅はいずれも30%を超えた。
また、公募FOFの利益は56.32億元で、前年の利益より111.33億元近く縮小した。閉鎖型基金の小幅利益は17.38億元で、前年の利益より250億元が9割以上縮小した。商品基金とQDII基金はそれぞれ12.45億元と391.15億元の損失を出し、前年同期の利益36.88億元と290.77億元と対照的だった。
単製品では、天弘残高宝が依然としてリードしており、年間利益は181.01億元で、百億元以上の利益を得た唯一の単品でもある。ランキングの次は農銀新エネルギーテーマ、南方500 ETFと華夏エネルギー革新で、それぞれ88.08億元、72.11億元、69.97億元の利益を得た。また、ノアン成長、華夏チップETF、前海開源公共事業の利益はいずれも50億元以上だった。
2021年の年間データを見ると、過去数年の「大を美とする」傾向は薄れた。147社のファンド会社が9割を超えて正の収益を実現し、そのうち権益ファンドが多く、業績がリードしている会社が利益ランキングの上位にランクインした。
具体的には、利益ランキングの上位2社は広発基金と天弘基金で、それぞれ334.45億元と327.58億元の利益を得ており、200億元以上の利益を得ているのは富国、博時、国泰、工銀瑞信、南方、華安の6社だ。また、建信、興証グローバル、華夏など17社の利益は100億元以上である。利益ランキングの反対側には、23のファンド会社が1億元以下の利益を得ており、そのうち11社が赤字を出している。