日澳間専用船運送液態水素試験成功2030年前後の商用化を目指す

共同通信は4月10日、岩谷産業や川崎重工業などでつくる企業連盟が9日、神戸市で式典を開き、専用船を使ってオーストラリアから液体水素を輸送する実証実験の成功を祝ったと発表した。この実証実験は、川崎重工が建造した世界初の水素輸送船「SUISO FRONTIER」が昨年12月に神戸を出港し、オーストラリアで石炭から生成された液体水素を積んだ後、今年2月に神戸に帰還したものです。企業連盟は今後、専用船を日本とオーストラリアを往復させ、輸送経験を充実させ、データを蓄積し、2030年前後の商用化を目指す。

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