ある産業アナリストは、テスラ上海工場の生産能力が5月中旬になってから閉鎖前の水準に戻ると指摘している。
21世紀経済報道記者彭蘇平上海報道
4月18日、テスラ上海工場が同日午後遅くに生産を再開する可能性があるという情報があった。テスラ側はこの情報に正面から応じていないが、政府の要求に応じて積極的に抗疫し、各回復作業を手配すると明らかにした。
最新発表された第1陣の上海666社の復工復産重点企業のリストによると、 Shanghai Lingang Holdings Co.Ltd(600848) にある「テスラ(上海)有限会社」はその中にランクされ、「復工しなければならない停産企業」にランクされている。
テスラ上海スーパー工場はこれまで防疫管理のため2度も生産を停止したことがある。3月16日、3月17日にテスラは2日間連続生産を停止したことがある。3月28日からテスラは地域の閉鎖に伴い、工場の生産活動を一時停止した。テスラの第2ラウンドの生産停止は当初4日間計画されていたが、その後、生産再開計画はキャンセルされたという。
調査機関GLJ Researchは顧客に提出した報告書で、内部情報によると、テスラ上海工場は少なくとも5月中旬まで生産を停止し、2022年第3四半期末までに全面的に着工する可能性があると予想している。
これに先立ち、テスラは米国の投資家に答えた際、上海政府が早ければ5月中旬に再稼働できると伝えた(従業員の自由と部品供給の回復を意味する)という情報も流れているが、4月15日、テスラの陶琳対外事務副総裁はソーシャルプラットフォームで「デマだ」と述べた。
産業アナリストの郭明しかし、再稼働後の工場生産ラインは1便制(one-shift operation)になり、上海閉鎖前、テスラ上海工場は2便制だったため、1時間当たりの作業量(jobs perhour)は減少し、従来の80-85個から40-50個に減少する。
郭明彼はテスラ上海工場の生産能力が5月中旬になってから閉鎖前の水準に戻ると予想している。