2022年3月の財政データ評価:収入が圧迫され、支出が加速

2022年1-3月、一般公共予算の収入は累計で前年同期比8.6%増加した。税収の累計は前年同期比7.7%増加した。非税収入の累計は前年同期比14.2%増加した。国有土地使用権の譲渡収入は累計で前年同期比27.4%減少した。一般公共予算支出は累計で前年同期比8.3%増加した。

公共財政収入:疫病の衝撃、成長率の下落

3月に疫病の影響を受け、消費が低迷し、サプライチェーンが乱れ、生産と需要の両端に大きな衝撃を受け、税収収入は前年同期比-0.16%増加した。非税収入は季節性とエネルギー価格の上昇によって特別収入の増加を牽引し、増速は14.9%に達した。税収収入が公共財政収入の約85%を占めることを考慮すると、税収収入の前年同期比マイナス増加は一般公共予算収入の伸び率を1-2月の10.5%から7.1 pctから3.4%に下落した。1-2月の経済の持続的な安定回復とPPIインフレの高位の支持の下で、公共財政収入は第1四半期に依然として安定した成長を実現し、8.6%の成長率は1-2月より1.9 pct下落したが、年間予算の成長率3.8%を著しく上回った。

主要税種のうち、疫病の衝撃を受け、経済の下行圧力が増大し、製造業の中小・零細企業の税金緩和政策が継続的に実施され、3月の付加価値税は前年同期比-4%増加した。3月の社会消費財小売総額の伸び率は-3.5%で、消費低迷による消費税の伸び率は1-2月より10.1 pctから8.6%大幅に低下した。経済成長が大きな波紋を受けている下で、企業所得税は45.7%の強い成長を遂げ、主に工業企業の利益増加に牽引されている。今年の春節は過去数年より早く、年末ボーナスが集中的に納付された個人税の入庫時間がずれ、個人所得税の伸び率が前年同期比大幅に変動し、1-2月は前年同期比46.8%、3月は前年同期比51.3%増加した。

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