6月16日、商務省が開いた定例記者会見で、束珏婷報道官は、1-5月の中国企業のアウトソーシング契約額は7266億元、執行額は4663億元で、前年同期比それぞれ11.9%と14.6%増加したと紹介した。このうち、オフショアサービスアウトソーシング契約を受注した額は4129億元、執行額は2639億元で、前年同期よりそれぞれ13.2%と11.1%増加した。
具体的には、束珏婷氏によると、業務構造を見ると、1-5月の中国企業のオフショア情報技術アウトソーシング(ITO)、業務プロセスアウトソーシング(BPO)、知識プロセスアウトソーシング(KPO)の執行額はそれぞれ1157億元、477億元、1105億元で、前年同期よりそれぞれ3.2%、11.2%、21.7%増加した。
地域配置から見ると、1-5月の全国37のアウトソーシングモデル都市の合計受注オフショアアウトソーシング契約額は3683億元、執行額は2413億元で、それぞれ全国総額の89.2%と91.4%を占めている。長江デルタ地域のオフショアアウトソーシング契約額は1830億元、執行額は1361億元で、前年同期よりそれぞれ10.5%と12.1%増加し、それぞれ全国総額の44.3%と51.6%を占めた。
国際市場から見ると、1-5月の中国の香港地区、米国、EUのオフショアサービスオフショア実行額はそれぞれ601億元、519億元、352億元で、合計は中国のオフショアサービスオフショア実行額の55.8%を占めている。中国がRCEP加盟国のオフショアサービスオフショア実行額630億元を受け入れ、前年同期比8.5%増加し、合計で中国オフショアサービスオフショア実行額の23.9%を占めた。
企業の性質から見ると、1-5月の民間企業のオフショアアウトソーシングの執行額は766億元で、全国に占める割合は29.0%で、前年同期比34.6%増加し、全国平均の伸び率より23.5ポイント高かった。外商投資企業がオフショアサービスアウトソーシングの執行額1234億元を受け、前年同期比10.3%増加し、全国に占める割合は46.8%だった。
雇用を吸収することから見ると、今年5月末現在、中国のサービスアウトソーシングは累計1432万人の従業員を吸収し、前年同期比8.0%増加し、その中で大学と以上の学歴は922万人で、64.4%を占めている。1-5月のサービスアウトソーシングの新規従業員は37万人で、前年同期比4.8%増加し、その中で大学と以上の学歴は25万人で、66.6%を占めている。