機構:5月の中国LCDパネル生産ライン稼働率は84.9%に下落6月は革新的低水準に

市場調査・研究機構CINNO Researchの月例パネル工場の生産調査・研究データによると、2022年5月、中国の液晶パネル工場の平均稼働率は84.9%で、4月より3.5ポイント下落した。そのうち、低世代線(G 4.5~G 6)の平均稼働率は76.4%で、4月より2.5ポイント下落した。高世代線(G 8~G 11)の平均稼働率は85.9%で、4月より3.5ポイント下落し、その中でG 10.5/11高世代線の平均稼働率は90%に近い。6月の中国TFT-LCDパネルの生産ラインの稼働率はさらに約8ポイント下落すると予想されている。つまり、稼働率の平均値は76%前後で、2020年の疫病発生以来の低さを記録するが、稼働面積は5月に比べて10%を超える下落幅がある。

端末市場の需要が軟調であるため、表示パネルの供給が需要を上回っており、各応用別パネルの価格は下落を続けており、パネル工場は値下がりと在庫圧力に迫られて生産ラインの稼働率を調整して市場の変化に対応する必要がある。5月の中国TFT-LCDパネル生産ラインの稼働率は85%以下に下落したが、稼働面積を見ると、5月は4月に比べてわずか1%の下落にとどまった。

5月の中国AMOLEDパネル工場の平均稼働率は41.4%で、4月より3.4ポイント上昇し、そのうちG 6 AMOLEDラインの平均稼働率は38.9%だった。 Visionox Technology Inc(002387) Visionox 5月のAMOLED生産開始面積は京東方BOEを上回り、稼働率は4月よりさらに10ポイント上昇して75%となった。

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