週間農業気象情報

「週刊天気予報フォーカス

北部地域の天候は晴れ、土壌の水分は適切で、秋の収穫は基本的に終了し、冬小麦の播種と生育に適した気象条件となっています。

江南地域の長江中流・下流域では干ばつが続くと予想され、稲の登熟や搾乳の遅れに不利で、米の収量に悪影響を及ぼす可能性があるほか、播種したアブラナは成長が遅く、栄養不良が発生しています。

広西、雲南では降水量が少なく、土壌水分が不足しているため、サトウキビの伸長、成熟にやや不利になると思われます。

国際的には、ブラジルとアルゼンチンがラニーニャ現象の影響を受け、降水量が少なく乾燥した天候が少なくとも11月まで続くと予想され、南米での大豆の作付けと生育にマイナスの影響を及ぼしました。

全国の秋の収穫はほぼ終了し、次の焦点は冬小麦、冬ナタネ、南米産大豆の植え付けと生育になります。

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