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李信公認会計士事務所(特別総合事業組合)
2022年度の特定者向けA株発行の申請書類に関する質問状への回答 Dongguan Dingtong Precision Metal Co.Ltd(688668) のこと。
監査法人からの質問状に対する回答(更新版)
信會師函字[2022]号 ZI114 上海証券取引所。
貴事務所より、2022年6月21日付「 Dongguan Dingtong Precision Metal Co.Ltd(688668) の特定者向け株式発行申請に関する照会書」(札証京滋(借換)[2022131号)(以下「照会書」)が届きましたので、お知らせします。 Dongguan Dingtong Precision Metal Co.Ltd(688668) (以下「 Dongguan Dingtong Precision Metal Co.Ltd(688668) 」、「発行者」または「発行者」)の監査人である荔新公認会計士(特別合資会社)(以下「会計士」または「事務所」)は、照会書を受領しています。 (当社は、特定者向け株式発行申請書の監査役として、照会状に記載された事項のうち会計監査人が確認すべき事項を慎重に確認した結果、以下のとおり回答いたします。
特別な指示
1.本お問い合わせに対する回答で言及する略語や定義は、特に断りのない限り、2022 年の特定者向け A 株 式発行目論見書(以下「目論見書」といいます。)
2.本アンケートの回答で記載された数値の合計の末尾と末尾に差異がある場合は、四捨五入によるものです。
3.当所は、2022年1月から6月までの期間の財務諸表について、監査またはレビューの契約を締結していません。 以下に説明する検証手続きおよび実施した検証手続きの結果は、 Dongguan Dingtong Precision Metal Co.Ltd(688668) がお問い合わせに対応するためのものであり、監査またはレビューを構成するものではありません。
質問2:資金調達の規模について
提出資料によると、(1)発行者は調達資金を通信コネクタプロジェクトに388.0百万元投資する予定であり、そのうち24,000.0百万元は設備の購入と設置に使用し、プロジェクトの年間生産能力は4770万個となる予定であります。 (3) 2021 年 12 月 31 日現在、発行者の機械設備の簿価は 139574,600 元で、2021 年度の生産能力は通信用コネクタ部品 51,465500 個、自動車用コネクタ部品 84,208500 個、 (4) 本件の追加運転資金の実績額は 25.5% です。 (4) 当プロジェクトにおける実際の運転資金の補填割合は25.13%であり、当社は直近の期末において重要な額の財務 投資を行っていません。 (2)各プロジェクトの現在の進捗状況、発行会社の取締役会審議前の投資状況、取締役会審議前の投資額の代替に充当される資金の有無 (3)現在のプロジェクトにおける実際の補完運転資金の具体額と調達資金の総額に対する割合及び30%を超えるかどうか (4)直近期末に多額の金融投資案件を保有しているかどうか。 (4) 直近期末時点における重要な金融投資の有無、本取締役会決議日前6ヶ月以内に発行者が行った新規金融投資及び提案の金額、並びに当該金融投資が調達資金の総額から控除されているかどうか。 成長企業向け市場上場審査・承認に関するQ&Aの質問4、リファイナンス業務に関するQ&Aの質問15に基づき、スポンサー及び報告会計士が検証し、明確な意見を表明することが求められています。
[会社からの回答
資金調達プロジェクトの実質的な補完運転資金の具体的な金額及び資金調達予定額の総額に対する割合並びに30%を超えるか否か。
(I) 当面の資金調達投資案件における運転資金の直接補填
当社は、実際の営業状況を踏まえ、既存の金銭的資本、資産・負債の構成、営業規模及びその変動傾向、並びに将来の流動性需要を勘案し、資本構成の最適化及び将来の営業開発ニーズに応えるべく、調達する資金で補うべき流動性の規模を合理的に決定してまいります。
1.当社の既存の金銭的資金
2022年6月30日現在、当社の貨幣性資金の主な構成は以下のとおりです。
単位:百万人民元
項目 202206-30
金額 構成比
手元資金 2.10 0.07
銀行預金 3,137.50 99.93
合計 3,139.60 100.00
2.会社の資産および負債の構造
各報告期間の末日における当社の主な財務指標は以下のとおりです。
財務指標 202206-30202112-31202012-31201912-31
ギヤードレシオ(単体) 28.24% 22.12% 13.00% 22.62% (注)1.
ギヤードレシオ(連結) 23.36% 20.22% 16.36% 24.93
流動比率(倍) 3.02 3.72 5.54 3.25
クイックレシオ(倍) 1.74 2.36 4.65 2.16
当四半期において、当社の流動比率、当座比率およびギアリングレシオは概ね妥当な水準で推移し、良好な支払 能力を維持していますが、当社の生産および事業規模の拡大にともない、流動性に対する圧力も増大しています。
3.当社の事業規模およびその変動傾向、ならびに将来の流動性の必要性
当年度における当社の営業収益およびその成長率は以下のとおりです。
単位:百万人民元
項目 1-6月 20222021 20202019
営業収益 42,259.08 56,798.65 35,775.91 23,135.34
営業収益成長率 – 58.76% 54.64% 12.98
過去3年間の平均成長率 42.13
過去3年間の年平均成長率は56.69%。
当四半期においては、当社の事業規模は引き続き急拡大しており、変化の傾向に変化はありません。
報告期間中、当社のキャッシュ・フロー状況は以下のとおりです。
単位:百万人民元
項目 2022年1-6月期 2021年1-6月期 2020年1-6月期 2019年1-6月期
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,994.69 4,431.68 332.61 7,774.05
投資活動によるキャッシュ・フロー 7,2760 -747.32 -38,365.33 -5,046.08
財務活動によるキャッシュ・フロー -4,735.41 -6,332.27 40,125.47 1,826.90
現金・預金および現金同等物に対する為替相場変動の影響額 – 11.29 – 0.85
現金・預金および現金同等物純増加額 -1,013.12 -2,647.92 2,081.46 4,554.03
2022 年から 2024 年の営業収益については、2019 年から 2021 年の営業収益をベースに、過去 3 年間の平均成長率及び年平均成長率を加味して試算しています。 当社の主要事業及びビジネスモデルに大きな変化がなく安定しているという前提のもと、営業資産及び営業負債 の売上高に対する比率等を考慮し、2022 年から 2024 年までの営業収益の成長率を売上高比率方式により試算しています。
2022 年から 2024 年にかけての営業収益の増加にともなう流動資産および流動負債の増減を売上高比率法によ り見積もったうえで、今後3年間の当社の生産および操業に必要な流動性の需要を予測します。
当社の営業流動資産(受取手形、売掛金、金融債権、前払金および棚卸資産)および営業流動負債(買掛金、前 払金、契約債務、未払従業員報酬および未払税金)が当社の売上高に比例すること、すなわち営業流動資産の売上高比率および 営業流動負債の売上高比率は一定であり、今後3年間変動しないものと仮定しています。
今後3年間における当社の新たな流動性ギャップの算出式は以下のとおりです。
当期の新規流動性要件=当期末の流動性要件-前期末の流動性要件
流動性の必要量=営業流動資産の額-営業流動負債の額
営業流動資産=受取手形+売掛金+受取手形金融商品+前払費用+棚卸資産
営業流動負債=買掛金+前受金+契約債務+未払従業員報酬+未払税金
(1) 今後3年間の平均売上成長率を30%と仮定した場合
(1) 今後3年間の営業収益の年平均成長率を30%と仮定し、2022年から2024年の営業収益額を推定することが賢明である。将来の営業資産と営業負債の営業収益に対する比率が2019年から2021年の平均比率と同じであると仮定すると、2022年から2024年にかけて新たな流動性ギャップを抱えることになる。 2022年から2024年までの流動性ギャップの算出方法は以下のとおりです。
単位:百万人民元
20192021 年度末関連
項目 2021項 残高の対当年度営業比率 20222023 2024 平均売上比率
営業収益 56,798.65 100.00% 73,838.25 95,989.72 124786.64
受取手形