Yonyou Network Technology Co.Ltd(600588) ( Yonyou Network Technology Co.Ltd(600588) )
イベント概要
2022年8月19日夜、 Yonyou Network Technology Co.Ltd(600588) は2022年の半期報告書を発表した。2022年上半期、当社の営業収益は前年同期比11.3%増の3,537百万元、そのうち主なクラウドサービス・ソフトウェア事業の営業収益は前年同期比19.0%増の3,511百万元、当社の上場会社株主に帰属する当期損失額は256百万元、控除後の上場会社株主に帰属する当期損失額は206百万元となりました。
SMB市場の業績は明るく、更新率は上昇の見込み
同社の発表によると、中堅企業顧客市場において、同社は引き続きクラウド変革を加速させ、パブリッククラウドサブスクリプション事業を戦略的に強化し、クラウドサービスおよびソフトウェア事業の売上高は501百万元、前年同期比34.8%増、うちクラウドサービス事業の売上高は246百万元、前年同期比132.7%増、主力製品の更新率は82.4%に達しました。
零細企業向け市場では、当社の持株会社であるSmoothJet社が、クラウドサービスおよびソフトウェア事業で前年同期比55.7%増の3億38百万人民元を達成し、そのうちSaaSサブスクリプションは前年同期比77.3%増の1億78百万人民元を達成しました。
中堅企業向け市場および零細企業向け市場で、疫病の影響を受けながらも高い収益成長を実現することは容易でなかったと考えています。中堅企業向け市場の主力製品の更新率は、第 2 四半期には伝染病の影響により第 1 四半期に比べ若干低下し たものの、伝染病の影響が落ち着き、ビジネスボリュームが拡大するにつれ、更新率は着実に上昇し、今後の収益 拡大の原動力となる見通しです。
大企業向け市場は「パフォーマンスのバラスト」となり、成長が加速すると予想される
同社の発表によると、大企業顧客市場では、引き続きデジタルインテリジェンスとローカライゼーション市場のシントロンでチャンスをつかみ、クラウドサービスおよびソフトウェア事業で前年比19.3%増の23億6200万人民元の売上を達成したという。
同社の発表によると、2022年上半期、同社は前年同期比61%増の1000万件以上の契約額を達成し、 China United Network Communications Limited(600050) 、中国造船集団、中国武器、中国ラジオ・テレビ、中国移動、中国スターネットワーク、三峡集団、中国塩集団、中国栄通、 China Southern Airlines Company Limited(600029) など10の中央企業一級プロジェクトの契約に成功、シントロンの複数の現地化プロジェクトにも調印しました。 さらに、通信・放送、金融、たばこなどのバーティカルインテリジェンスソリューション分野での事業推進にも成功しました。
大企業向け市場は「パフォーマンスのバラスト」になっていると考えており、同社の投資拡大、大企業向け販売・納入チームの強化により、大企業向け市場の収益成長は加速すると予想しています。
BIP3を近日発売、大企業向けバリューリプレイスも開始予定
同社のホームページによると、「Ufida BIP3」は、2022年8月26日~27日に開催される「2022 Global Business Innovation Conference」で発表され、アプリケーション、アーキテクチャ、パフォーマンスを大幅にアップグレードし、大企業やメガ企業にビジネスマネジメント(経営革新・企業管理)を統合したデジタルインテリジェンスソリューションを提供することが可能になるとのことです。
今回の新製品アップグレードは、デジタル化、社会化、イノベーション主導型企業の発展トレンドに合致しており、新世代の技術・製品による大企業の価値代替を実現することが期待でき、同社の市場拡大や収益性に寄与するものと考えています。
投資に関する推奨事項
同じ業績予想を維持する:22-24年の売上高予想は10.465/12.964/16.102億元、22-24年の一株当たり利益(EPS)は0.27/0.39/0.52元、2022年8月19日の終値20.39元/株対応、PEは76.7/52.8/39.4倍、会社を維持する。 「Buy」レーティング
リスク情報
1)国内での代替プロセスが想定以下、2)クラウド製品の普及が想定以下、3)業界内の競争激化、4)マクロ経済の下振れリスク、5)システム的な市場リスク。